つなげる・つながる 赤米伝統文化交流協定
赤米伝統文化連絡協議会

赤米子ども交流

赤米子ども交流プロジェクト

「赤米伝統文化交流協定」を結んでいる総社市・南種子町・対馬市の赤米文化を伝承する子どもたちが、交流・学習することで赤米や赤米文化への理解を深め、次世代へとその文化を継承していくことを目的に2017年の「赤米サミット」で指針を表明し、2018年からこのプロジェクトは始まりました。



未来につなぐ赤米の伝統
日本中で対馬市、南種子町、総社市の三地域にのみ残る赤米神事をみると、いずれも神と直接触れ絆を結ぶ厳格な神事を守り続けてきたことが理解できる。しかし、その厳格さ故に神事を担う氏子の負担は大きく、時代の流れの趨勢に埋もれ全国の赤米神事は衰退した。その一方で、この三地域で赤米神事が守り受け継がれてきた背景には、先人から脈々と続く伝統文化を継承する責任と使命感、そして生まれ育ち、今を生きる故郷の原風景に対する変わらぬ郷土愛がある。いずれの地域の人々も赤く実った赤米の稲穂に、自然の神秘たる神と人の良好な関係が未来永劫続くことを祈ってきた。しかしながら、農村部の人口減は三地域にも例外なく共通した影響を及ぼし、農業後継者の減少はいずれ赤米神事の継承に警鐘を鳴らすこと明らかであった。このため、三地域では氏子を中心に赤米保存会を結成し、赤米神事を保存すると共に、将来的に赤米の伝統文化を継承し地域を担う人材の育成に努めてきた。さらに、国内で三地域にのみ赤米神事が残る縁を生かし、二市一町が連携し「友好と交流を深め、赤米文化を守り次の世代に伝える」ことを目的として2014年に「赤米伝統文化連絡協議会」を発足させ、保存会同士の交流と赤米サミット等の取り組みを開始した。2018年からは次世代を担う小学生の交流事業を開始し、生徒たちは赤米を核としてお互いの地域文化を学習すると共に、改めて郷土の赤米伝統文化に対する理解を深めることができた。このように郷土の伝統文化を知り理解する地道な交流活動こそが、次世代の子供たちが地域を担い赤米文化の伝統を未来につなぐ道標となることだろう。

4回目の交流は、コロナ過でリモートでの交流となりました。協議会会長の総社市長、顧問の相川七瀬さんも参加されました。各学校ごとに地域・学校紹介、赤米文化の紹介を行い、その後質問・意見交換を行って交流をしました。




3回目の交流は対馬市で行いました。総社市新本小学校6年生と南種子町茎南小学校5~6年生、対馬市豆酘小学校児童およびPTAが交流しました。子どもたちは互いの地域や赤米文化について紹介しあい、名前宛ゲームを行い交流を深めたほか、赤米の神田を見学しました。


国史跡「万松院」見学

対馬市について事前学習の様子

歓迎の様子

赤米文化紹介の様子

「名前あてっこゲーム」で交流

お土産・記念品贈呈

お土産・記念品贈呈

赤米と神田の見学

集合写真

手作りの名刺の交換

昼食の様子

台風接近のため、残念ながら交流後の日程をキャンセルして急ぎ帰路へ

茎南小学校 子ども交流を終えて、子供達の感想(抜粋)

  • 今回の赤米交流で学んだことをこれからの生活に生かしてもっと赤米のことがわかるように勉強をしていこうと思います。
  • 学校の給食で赤米が出ることがあるけど、そのツブツブ感を味わいながら全部残さずきれいに食べようと思います。
  • これからも茎南小学校のみんなで交流を深めながら赤米のことを世界中に広めていきましょうね。
  • 赤米交流に参加してみて、これまでよりもっと赤米に対する思いが深まりました。そしてこれからも、
    いろいろな活動に進んで参加してボランティアにも取り組んでみようと思います。
  • この交流がこれからも続いてほしいです。赤米に出会ってからたくさんの出会いに広がって、こんな交流ができて赤米には感しゃしています。
  • これからはごはんを粗末にしないで、残さず食べるようにします。
  • 赤米つながりで対馬・総社・南種子の3つの場所についてたくさんのことが分かったらいいなと思います。そして赤米ごはんを大切に味わい、いねかりにもしっかり参加していきたいと思います。
  • これからも赤米の交流を通して長くつながっていけたらいいなあと思います。
  • 日本の赤米の作られている場所は少ないので、これからもおいしくて栄養がたっぷりな赤米を作り続けてほしいです。これからは、赤米をもっとたくさんの人に食べてほしいと思いました。
  • 赤米がご縁となってこのような交流ができたことをとてもうれしく思います。これからもこの赤米を大切に大切にしていきたいと思いました。そして同じ日本でも少しずつちがう文化や習慣などいろいろなことを勉強することができました。これからは赤米に関する、総社市や南種子町のことをいろいろと調べてみたいと思いました。
  • これからも赤米が縁となってできた赤米子ども交流を続けていってほしいと思います。

茎南小学校 子ども交流を終えて、PTAの感想(抜粋)

  • 新本地区においては、赤米をとても大切に、地域とPTAで守り伝えていることに感銘を受けた。
  • これまで以上に、赤米の保存会と、学校・PTA・地域が連携を深めて、共に協力しあい、赤米田植、稲刈りをPTA活動にもっと活かすなど、PTAとして伝承活動に協力できればと強く感じた。
  • 古き良き地域の伝統文化、身近に神社を感じる気持ちなどを大切にしている新本地区の状況をみて、PTAでも、地域の伝統文化をとりいれた活動や宝満神社と関連するような活動を取り組めればと感じた。
  • ほとんど島内の限られた地域での交流しかない子供たちにとって、お互い知らない子供同士での会話や活動が、貴重な経験になったと思う。赤米についても、新本小学校の児童やPTAがとても大切にしたり、学んだりしている様子をみて、とても良い刺激を受けているようだった。
  • 荒神神楽を小さな集落の個人の家の庭で、地域の人たちが寄り集まって鑑賞している様子をみて、地域の中に、神楽や伝統文化が根付いている地域だな、と感じ、茎永の赤米文化も地域やPTAの中でもっと根付くよう、PTAとして協力ができればと感じた。
  • 相川さんが参加したことで、交流がとても深まったと感じた。ヒカリノミを全体で合唱したことがとてもよかった。
  • 総社市では、赤米の情報発信が積極的に取り組まれていることも感じた。赤米を活かした商品が開発されていたり、赤米のブランド化が取り組まれていた。茎永の赤米もそうした取り組みをすることで、赤米子ども交流の資金をうむことができれば、今後の持続的な赤米こども交流につながっていくのでは。

2回目の交流は総社市で行いました。総社市の本庄国司神社赤米保存会、新庄国司神社赤米保存会と南種子町の宝満神社赤米お田植え祭り保存会が中心となり、総社市新本小学校5~6年生と南種子町茎南小学校4~6年生およびPTAが交流しました。今回の交流には顧問の相川七瀬さんも駆けつけてくださいました。子どもたちは総社市の赤米文化を見学し、新本小学校オペレッタ等を見学した後、ウォークラリーや大福づくりなどを行い交流を深めました。また、未来へ赤米をつないでいこうと、みんなの手形で赤米の稲穂を作りました


新本小学校、PTAの皆さんの歓迎

記念品の贈呈

歓迎の様子

本庄国司神社で保存会による赤米文化の説明

新本小学校のオペレッタ「義民様」、赤米英語劇を鑑賞

ウォークラリーで新本地区内を散策

新庄国司神社で保存会による赤米文化の説明

新庄国司神社で集合写真

ぶどう大福づくり

新本カレーで昼食

相川七瀬さんと赤米手形作成の様子

集合写真

赤米伝統文化を継承する地域の子どもたちによる初めての交流事業。第1回目は南種子町で行われました。宝満神社赤米お田植え祭り保存会が中心となり、総社市新本小学校6年生と南種子町茎南小学校4~6年生およびPTAが交流しました。子どもたちは名刺交換をしたあと、神田の赤米を見学し、赤米餅つき、ポン菓子つくりなどをとおして交流を深めました


赤米交流のために事前準備する保存会の女性の方々

たねがしま赤米館で種子島の赤米について説明する宮司(保存会副会長)の松原堅二さん

御田の森の前で集合写真

宮司が宝満神社について説明を行う

赤米子ども交流集合写真

福留校長(当時の茎南小学校長)が自作のスイカを振舞い、茎南小学校を案内してくださいました

たねがしま赤米館で新本小学校をお出迎え

新本小、茎南小の子どもたちがお互いにお土産と名刺交換

松原宮司から御田で種子島の赤米についての説明を聞く

新栄物産の古市純一さんから赤米アイスのプレゼント

赤米アイス試食中

保存会が南種子町の年始行事「臼おこし」を実演

赤米の餅つき

赤米もちの試食

ポン菓子づくりの爆発音に身構える子ども達