令和8年4月3日(金)、南種子町の宝満神社で「御田植祭」が行われました。
今年も地域の方々や茎南小学校の児童、保存会などが参加し、神事や御田植え、田植舞、宝満神楽などが行われました。
■早朝から始まる「シュエー取り」
4月3日の朝、祭りは早朝5時30分から始まりました。宮司が「シュエ―取り」を行い、5時50分にはシュエ―を御田の森に供えました。
その後、総代や保存会の方々が準備を進め、苗取りなどを行いました。
午前8時15分には茎南小学校の児童も集合し、午前9時から神事が始まりました。
■田植歌とともに行われる御田植え
神事が終わると、いよいよ御田植えです。
今年から、茎南小学校の児童が名乗りを挙げ、唄い手さんと一緒に田植歌を唄いました。地域に伝わる田植歌を、児童が実際に祭りの中で唄う姿は、伝統を次の世代へとつないでいく姿が感じられました。
御田植えは午前9時20分から始まり、約30分で終了しました。
■田植舞と宝満神楽
御田植えの後には、田植舞が行われました。
続いて午前10時5分からは、宝満神楽が奉納されました。
■今年も多くの人が参加
今年の御田植祭には、約150名の方が参加しました。今年は、離島交流センターによる御田植祭の取材も行われ、他にも広報関係者なども祭りを訪れました。
神事、お田植え、田植舞、宝満神楽が行われた後、直会が開かれ、午前11時頃に祭りは終了しました。直会では赤米のおにぎりと煮しめが振る舞われました。
地域の方々によって大切に守られてきた御田植祭は、赤米を育てることだけでなく、豊作への願いや地域のつながり、そして先人から受け継がれてきたさまざまな文化が息づいています。これからも、祭りの様子や地域に伝わる習俗を記録しながら、宝満神社の赤米文化を次の世代へとつないでいきたいと思います。